🎮おずみんの物置なのだ🎨

自己満足な二次創作小説を置いたり、ゲームの変なスクショを置いたり、お絵描きを置いたり。よく分からんまとめ的なものも上げたりしまする。豆腐←の方推奨。R6Sメイン。

(#'ω'#)ノシ やっほー♪

以心伝心

日常?モノの息抜き短文
CP要素は特に入れてない
誰目線かはお察しを

「敵が来る。エリアを守れ。」
司令部からの無線を合図に、皆が一斉に動き出す。
ルークは、アーマーパックを人質役である私の近くに置き、ミュートは外と繋がるドア付近にジャマーを設置しに移動。カヴェイラは手早く有刺鉄線を配置し、敵の裏に回れるポイントを探しに出掛けた。
敵が来るまでは約一分。その間に一から防衛線を築いていかなければならないから、皆は大忙しだ。
これはあくまで訓練ではあるが、気を抜くのはもってのほか。本番と同じように、素早く、正確に、連携をとった行動をしなくては意味がない。
が。
「ミュート!偵察ドローンが入り込んできてるけど?!」
「少しくらい待ってくれないか?俺の手は二つしかないんだ。」
「カヴェイラ!ここの有刺鉄線をとって良いか?ここはシールドを置いた方が…」
「ああっ、もうっ!好きにしなさい!」
「すまないルーク、南側の補強を頼めないか?」
「今、人質の部屋に居るんだが?!君の方が近いじゃないか!」
…これは連携をとれているとは言えないな。
ルークとカヴェイラは、正直真反対の性格だからか気がとても合わない。ミュートは兎に角マイペース過ぎる。
そんな中、黙々と行動する者が二人。
「…EDDを設置。注意しろ。」
「ウェルカムマットを設置…」
罠のスペシャリスト・カプカンとフロストだ。
カプカンはどこか一匹狼なきらいがあるが、誰よりも状況整理と咄嗟の判断がうまい。私も何度か彼の機転に助けられた事がある。
フロストはかなりの慎重派で、決して手を抜かない主義のハンターだ。ジリジリと敵を追い詰め、確実に、かつ抵抗の隙無く素早く仕留める彼女の実力は、皆も一目置いている。
「ミュート。あらかたのドローンは破壊しておいたから、焦らず設置していってくれ。カヴェイラもそう怒るな。」
「…ああ、すまないカプカン。ありがとう。」
「…ふん。」
「南側の補強はしておいた。ルークは人質の安全確保を優先して。」
「ありがとうフロスト。助かったよ。」
言葉は少なくとも、まるで示し合わせたようにテキパキと効率よく動く彼らは、まさに以心伝心しているようだった。
同じ狩人だからかもしれないな。私も皆も、あのくらいできるようにならないと…
「おい、ちょっと立てるか?お前の周りにドローンを見た気がするんだ。」
「ついでにウェルカムマットも置かせて。」
…やれやれ、人質役も大変だよ。
「今回は私はただの人質だ。無理をして怪我することはないようにな。」
「「了解!」」
まあ、こうやって皆の事を観察できる時間も好きだよ、私は。